冬場の突然死、ヒートショック対策

昨日までピンピンして仕事していたとある電気屋のおじさんが昨日お風呂で亡くなったそうです。

詳しく聞いてはいませんが、冬場の12月.1月にお風呂場で亡くなるパターンで一番多いのがヒートショックです。

ヒートショックは高血圧、糖尿病、動脈硬化などの持病がある人はなりやすいと言われています。
睡眠時無呼吸症候群などの人も注意が必要です。
もちろん高齢の人は注意してください。
それ以外の人も冬場のお風呂は注意する必要があります。

このヒートショックですが、原因は気温差です。

脱衣所の寒さからお風呂の温かさ、温まってお風呂から上がった際にまた脱衣所で冷える、この時に毛細血管の伸縮がおこり血圧が大きく変化し、その影響で心筋梗塞や脳卒中を引き起こすのです。

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ヒートショックにならない為に出来ることは、脱衣所にヒーターなど置くようにし温めておく。お風呂に浸かる際に一気に浸かるのでなく、足から徐々に使っていく、入浴前と入浴後にコップ1杯のお水を飲むなどすると良いとされています。

癌などの病気で余命がわかっているのであれば家族も前もって心の準備はできますが、ヒートショックで心筋梗塞や脳卒中になった場合、突然死してしまうことも少ないないので、そうなると残された家族の悲しみや負担は大きくなってしまいます。

冬場のお風呂、自分は大丈夫という安易な考えはいけません。誰でも起こりうるヒートショック、冬場は脱衣所を温めるなど対策が必要です。