永平寺町の『毘沙門』で、おろし蕎麦を食べました。

福井県というと蟹、ソースカツ丼、秋吉(焼き鳥)、そしておろし蕎麦が有名どころかと思います。

おろし蕎麦ってのは、大根おろしと出汁で食べる福井県のご当地グルメですね。

越前おろし蕎麦とかいって秘密のケンミンショーというテレビ番組でも話題になったかと思います。

そんな福井県のご当地グルメ『おろし蕎麦』ですが、今回は永平寺町松岡にある『毘沙門』というお店で食べて見る事にしました。

永平寺町というと曹洞宗の大本山『永平寺』があり全国的にも有名な地域ですから地名なら知ってる人も多いのではないでしょうか?

永平寺町の『毘沙門』でおろし蕎麦を食べてみました。

福井県だとありとあらゆるとこで食べれる『おろし蕎麦』ですが今回『毘沙門』にしたのは、看板です。

俺の蕎麦処 毘沙門なんて看板を見たらもう名前で気になっちゃいますよね。ちなみに漢字が苦手な人もいると思いますので一応書いておきますが、毘沙門(びしゃもん)と読みます。羅生門(らしょうもん)とは漢字が違いますよ!!

こちら俺の蕎麦処 毘沙門はえちぜん鉄道の福井 勝山線に乗り松岡駅という駅で下車しますと、線路を挟んだ真横に店があります。

観光客の方が観光で永平寺に行く際に途中下車で松岡駅で降り毘沙門でおろし蕎麦を食べるなんてプランもなかなか良さそうですね。

もちろん駐車場も完備されていますので、車でお越しの方も問題ありません。

毘沙門、俺の蕎麦処 毘沙門、そば処 毘沙門、と3通りの呼び名があるようですが、Googleマップでは『そば処 毘沙門』で検索すると出てきますので車で来られる方は検索間違えのないようにして下さい。

俺の蕎麦処 毘沙門の営業時間は

午前11時から午後3時までとなっており定休日は月曜日との事です。

早速店に入ってみる事にしました。

店内はカウンター席のみとなっており、そこまで広いお店ではありません。

僕が食べにいった際は年配の店主さんが一人でやってらっしゃいましたのでお昼時は混雑しそうな気がします。

俺の蕎麦処 毘沙門のメニューは3品のみ、おろし蕎麦、とろろ入おろし蕎麦、ざるそば、です。

大盛りの場合100gプラスされ250円増になるみたいです。

散々このブログで『おろし蕎麦』と書いておきながらメニューを見た際に『ざるそば』もいいよなってかなり悩まされたのは内緒にしておきますが、おろし蕎麦の大盛りでいただく事にしました。

御志奈書ってこれ多分『おしながき』って読むんでしょうね?なんか凄く蕎麦屋らしい…そんな気がして一応Googleで『御志奈書』と検索したら毘沙門の食べログがトップに出てきて少し笑ってしまいました。

食べログで見ると『あたたかいかけそば』というメニューもあるようなのでおそらく冬季になると登場するのではないかと思います。(※店に確認してません)

しばし待つと、おろし蕎麦が出来上がりました。

出汁を全て蕎麦にぶっかけて混ぜて食べるのが福井のおろし蕎麦スタイルです。

店主さんからも説明がありました。

噛みごたえのある手打ちの蕎麦、大根おろしもピリッと辛くこれぞまさに福井の味です。

永平寺町松岡にて観光客に美味しい蕎麦屋を教えて欲しいと聞かれたら、有名どころでけんぞう蕎麦と進めてしまうかと思いますが、そば処 毘沙門のおろし蕎麦も相当レベルが高いのでこれはもう好みかと思います。

どちらも本当におすすめです。

食べ終わるのを見計らったかのように蕎麦湯と羊羹が出てきました。蕎麦湯はもちろんの事、羊羹まで頂けるなんて思っても見なかったのでビックリしてしまいました。

気配りの聞く優しいご主人で蕎麦湯が熱くなってるから気をつけて欲しいと説明されました。

とろみのある蕎麦湯も大変美味しゅうございました。

狭いお店ですが、その分落ち着き居心地の良い雰囲気で、リピート確定です。

永平寺町松岡地区にありますので九頭龍川に鮎釣りのシーズンにお越しの方、福井恐竜博物館にお越しの方、スキージャム勝山にお越しの方も是非食べてみて下さい。

かなり穴場でおすすめのお店です。